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医療の未来を情報科学で切り拓く Biomedical Information Sciences

教育研究設備Facility

平成28年度の医用情報科学専攻の設置にともない、生体情報・医用情報を中心とした医用情報科学を総合的に教育研究するための最先端の設備を整備しました。

計測・解析・信号処理基盤設備

「生体及び医用情報に対する計測・解析・信号処理」に対する教育研究を実践することを目的として以下の装置を揃えています(主な装置)。

(1) 1.5T小型MRIシステム
 磁場強度1.5Tの永久磁石による小型MRIシステムで、生体の微細構造推定を始めとするMRIのための画像処理・解析
 手法の研究開発に使用します。
(2) 液体分析システム(液体クロマトグラフィー)
 病気などの診断に用いるバイオセンサ及び植物工場を用いた機能性食品における主構成要素となる生体高分子を定量
 的に計測評価します。
(3) アミノ酸分析計
 生命を構成する成分である20種類のアミノ酸の濃度を計測評価します。
(4) アイトラッカーシステム
 視線計測と脳波計測との組合せにより,脳における視覚情報処理ダイナミクスを解析します。
(5) データグローブシステム
 パーキンソン病由来の手指巧緻運動障害に対するリハビリテーション手法を確立することを目的として使用します。
 具体的には,上記システムの一部として,手指の動きを本装置にて定量的に計測評価します。
(6) その他:小動物用人工呼吸器、細径内視鏡

写真 (写真左から,1.5T小型MRIシステム,液体クロマトグラフィー, アミノ酸分析計, アイトラッカーシステム,データグローブシステム)


モノづくり基盤整備

新たな医用ツール及び医療支援システムを実現するためのモノづくり教育研究を実践することを目的として以下の装置を揃えています(主な装置)。

(1) 医用マイクロマシン作製装置群(両面露光装置、プラズマアッシャー、薄膜装置、樹脂薄膜装置、熱圧着装置)
 生体内という限られた空間で活躍する医用マイクロマシンデバイスを作製します。また、生体情報を高精度及び高感
 度で検出する超小型センサを作製します。
(2) 医用ツール試作装置群(3D切削機、3Dプリンター)
  新たな医用ツール、医療支援システムの試作機を作製します。
(3) デバイス・システム形状評価装置群(走査型電子線顕微鏡、レーザ顕微鏡(三次元測定機)、測長顕微鏡)
 開発した医用マイクロマシン、超小型センサ、医用ツール及びシステムの形状を評価します。
(4) デバイス・システム機能評価装置群
 (インピーダンスアナライザー、FFTアナライザー、ロックインアンプ、レーザドップラー振動計)
 開発した医用マイクロマシン、超小型センサ、医用ツール及びシステムの電気的機械的機能を評価します。

写真 (写真左から,両面露光装置,金属薄膜装置,3D切削機,走査型電子線顕微鏡,レーザ顕微鏡)


モデリング・シミュレータ基盤整備

生体分子の構造・機能及び生命現象に関するモデリング・シミュレーションを実践することを目的として以下の装置を揃えています(主な装置)。

(1) 計算機システム(PCクラスター)
 生体内における各種生命活動の機能を司るタンパク質の機能を解析します。
(2) 解析ソフト
・電子状態解析ソフト(Gaussian09)
 生化学反応機構を明らかにするため、タンパク質に対してシュレーディンガー方程式を利用し、タンパク質中の電子
 の分布や化学結合の変化を量子力学的に解析します。
・分子動力学シミュレーションソフト(Gromacs)
 生体内におけるタンパク質の運動を古典力学的に解析します。具体的には、タンパク質を構成する原子を質点として
 仮定し、ニュートン方程式を利用することで、原子の集合体であるタンパク質の動きをとらえます。

写真 (写真左から,PCクラスター,シミュレーション解析画面)


医用情報科学科(専攻)

〒731-3194
広島市安佐南区大塚東3丁目4−1